一般歯科総合的な歯科治療を行う科目
歯科では、小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科という4つの科目があります。
一般歯科では、歯や歯茎の健康を維持し、治療するための基本的な歯科治療を行います。
歯科では、小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科という4つの科目があります。
一般歯科では、歯や歯茎の健康を維持し、治療するための基本的な歯科治療を行います。
一般歯科では主に
などを行います。
いわゆる、皆様がお考えになる一般的な治療を行いますので基本的には保険診療で行います。
但し、場合によっては
より良い見た目、よりよく噛めるようにするために保険外診療もご提案させていただく事もあります。
そもそもどうして虫歯になるのか
1960年代にアメリカのKeyesという学者さんが提唱した「Keyesの3つの輪」がとても有名です。
むし歯になる要因は
①歯質の問題<そもそもの歯の質が虫歯になりやすい、唾液の分泌が少ない体質>
②むし歯に関わる〈主にミュータンス菌〉が多い
③細菌の栄養源となる〈糖質〉を頻繁にとる、<甘いものをいっぱいとる>
+
それに歯が酸にさらされる〈時間〉が長いこと
これらの要因が重なるとむし歯になります。
むし歯ができる要因はミュータンス菌と呼ばれる原因菌が糖質(ショ糖)を取り組んで歯垢(プラーク)を歯の上で形成します。形成されたプラークは増殖し、歯を溶かす原因である「酸」を作り出します。
酸によって歯の表面のエナメル質から歯の成分であるカルシウムやリン、ミネラルが溶け出て「脱灰」が始まります。
これがいわゆる虫歯(う蝕)の進行となるのです。
虫歯になってから歯医者さんに行く…とおいうのは昔のお話です。最近では虫歯にならないようにフッ素化合物が入った歯磨き粉が多く販売されています。
フッ素(フッ化物)とは酸から歯を守り、細菌による酸産生の抑制をしてくれます。さらに食べ物を食べた後に必ず起こる脱灰に対して再石灰化の促進をしてくれることで歯を丈夫に保つための手助けをしてくれます。
小さな虫歯でも症状を感じる状態になっては少なくとも周囲を削り、コンポジットレジン修復法(CR接着修復法)という保険適用で削った歯の箇所を補う事が一般的です。
しかしながら、あくまで保険の材料なので詰めた箇所から虫歯は再発し、コンポジットレジンも劣化して取れてしまったり、変色したりします。そうなると、さらにまた歯を削りインレー(詰め物)を入れて歯を補うことになります。
管理をきちんとしないと、およそ18年後には抜歯せざるを得ない状況になるのです。
歯科の先生はほとんどがとても真面目で勉強熱心です。
多くの先生がご自分の技術を高めて、保険診療であっても患者様に最大限の治療が出来るよう皆さん日々努力をされております。
では、患者様はどうやって良い歯科医とめぐり会えば良いのでしょう?
答えは「かかりつけ歯科医」を持つことです。歯が痛くなってから歯医者さんに行くのではなく、3~4ヶ月に1度は定期検診に通い、ご自分のお口の中の状況を歯科医と歯科衛生士のチームで管理することが何よりの答えです。
早期治療と定期検診、そして日々の正しいブラッシングと再石灰化を意識した生活リズムです。