審美治療とは
審美治療とは、歯や口元の美しさに焦点をあてた歯科治療の総評をいいます。治療といった機能的な側面で行うだけでなく、見た目の美しさや咬むための歯の強度を追求した治療メニューになります。
主にセラミック素材を使用し補綴物で白く美しい歯を再現します。
審美治療とは、歯や口元の美しさに焦点をあてた歯科治療の総評をいいます。治療といった機能的な側面で行うだけでなく、見た目の美しさや咬むための歯の強度を追求した治療メニューになります。
主にセラミック素材を使用し補綴物で白く美しい歯を再現します。
銀歯は保険歯科治療においてよく使用される歯の補綴物です。素材は金銀パラジウム合金(銀:約50%、パラジウム:20%、金:12%、銅:約10%、その他の金属)でできており、強度が高く割れにくい素材です。
しかし、長年使用していると口の中のパラジウム等が溶け出し、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
1970年代頃までは水銀アマルガムと呼ばれる素材が一般的に使用されており、水銀が溶け出す恐れがあるため危険性が高いです。以前銀歯で治療された方は念のため確認された方がよいでしょう。
※2016年に水銀アマルガムは保険適応の素材から外れており、現在では使用されることはほぼありません。
ハードレジン(HR前装)とは硬質レジン前装鋳造冠といい、金属のフレームをベースにレジン(プラスチック)をはりつけたものです。
金属をベースにしているので強度も高く、また表のプラスチックの部分は隣の歯と色を合わせられる為キレイに入ります。
しかし、長年使用していると金属アレルギーの危険性があったり、金属が溶け出し歯肉を黒く変色させてしまう恐れがあります。
※保険適応は前歯の上下6本になります。奥歯は保険適応外になります。
ジルコニアボンドとは、強度の高いジルコニアの表面に透明感があり歯の色調の再現性が高いセラミックを焼き付けることで審美性を良くした素材です。
2種類のセラミックの素材でできており金属を使用していない為金属アレルギーの心配がありません。
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれる強度の高い素材ですが、色調が制限されており細かい色調の再現が難しい欠点があります。そこで、色の再現度が高い別のセラミックを歯の表面に使用することで天然歯に近い歯に仕上げることができます。
CAD/CAM冠とは口腔内のデジタルスキャンを行い、それを元に作成された患者様の歯のモデルから作成されたレジン(プラスチック)の補綴物のことです。白いプラスチックで作製されるため従来の銀歯よりも見た目はよく、色や形が自然です。
しかし、強度は従来の銀歯より劣ってしまい、歯を多く削ってしまう点は注意が必要です。
また、前歯は保険適応で治療が可能です。奥歯は通常では保険適応外となりますが、金属アレルギーの方は奥歯も保険で治療することができます。
※金属アレルギーを証明する医師の診断書が必要です。
※咬み合わせや、食いしばりなどの影響でCAD/CAM冠にはできない場合もあります。
フルジルコニアとはセラミックの中でも強度が高いジルコニアのみで作成された補綴物です。
強度と耐久性が高く、また長年使用していても変色しにくい点が特徴です。
また、表面にプラークが蓄積しにくいため、口腔衛生の面でメリットがあります。結果的に再度虫歯になるリスク(2次カリエス)や、歯周病のリスクを減少させることができます。
欠点は天然歯より強度が高いため、咬み合わせた歯を削ってしまう恐れがあります。
E-maxとはガラスセラミックスを強化した素材です。
通常のセラミック(ジルコニアは除く)より強度が高く、また歯に近い強度のため割れにくく、咬み合う天然歯を傷めることがありません。
透明度が高く色調が細かく調整でき、また自然な歯の外観と光の反射を再現できるため、周囲の歯と見比べても補綴物だと気づかれないような自然な仕上がりが可能です。
E-max | ¥50,000 |
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ジルコニア | ¥50,000 |
E-max | ¥80,000 |
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ジルコニア | ¥80,000 |
シェードテイキングにて作製※ | ¥100,000 |